≪ 歌曲 ≫

年代 op 曲名 備考
1967 op.1 「浅き春に寄せて」
(今は二月たったそれだけ)
立原道造  
op.2 「夜」
(太郎 夜更けて白い花をたべる…)
三好達治  
op.3 「初夜」
(けふ 私の中でひとつの意志が…)
立原中也  
op.4 「夏」
(血を吐くやうな 倦ふさ…)
立原中也  
op.5 「夕映えに」
(あんな巨大な煙突が一本」)
丸山薫  
op.6 「風邪のうたった歌(その一)」
(一日 草はしゃべるだけ)
立原道造  
op.7 「心象Ⅱ」
(亡びたる過去のすべてに涙湧く)
中原中也  
1968 op.8 「椿」
(燃え上がる冬の黒い瞳)
さわみどり 中島はる歌曲集“呪文”に在中
op.10 「月夜の浜辺」
(月夜の晩にボタンがひとつ…)
中原中也
op.11 「雪が降っています(シャンソン)」
(雪が降っています ひそやかに…)
さわみどり
1969 op.12 「はかなくて」
(はかなくて過ぎにし方を…)
式子内親王
これら5曲は「恋の唄五首」と題してまとめて演奏(弾き語り)されることもある



op.13 「由良のとを」
(由良のとをわたる舟人かぢを…)
祖穪好忠
op.14 「冬枯れの」
(冬枯れの野辺をわが身を…)
伊勢
op.15 「忘れては」
(忘れては、うち嘆かるる夕かな…)
式子内親王
op.16 「ただに逢ひて」
(直に逢いて見てばのみこそ…)
中臣女郎
op.17 「のちのおもひに」
(夢はいつもかへって行った…)
立原道造
op.18 「いつまでも いつまでも」
(いつまでもいつまでももしも僕らが鳥だった…)
「中島はる歌曲集─呪文─」在中
<全音1993>
1970 op.19 「お道化うた」
(月の光のそのことを…)
中原中也
op.20 「別離」
(さよならさよなら!…)

op.21 「春宵感懐」
(雨があがって、風が吹く…)

op.22 「短詩三題」
Ⅰ.あまり近よると僕が寒い
Ⅱ.野を超えて僕らは遊び
Ⅲ.奥深いところが燃えている
瑞田陽一郎
op.23 「雪華」
(花は虚空より…)

1973 op.24 「もうじき冬が」
(さみしいな さみしいな…)
さわみどり 曲集「ひいらぎの花」在中
<全音1990>
1974 op.25 「おやすみ くまちゃん」
(おやすみくまちゃん)
op.26 「ハッピーバースディ トゥーユー」
(ハッピーバースディ トゥーユー)
op.27 「うさぎが死んだの」
(うさぎが死んだの昨日のあさ)
1975 op.28 「夢の話」
(タンポポ タンポポ)
op.29 「ひつじちゃんも おやすみ」
(ひつじちゃんも おやすみ)
op.30 「タンポポンのわたげをふいたの」
(タンポポンのわたげをふいたの)
op.31 「ながからむ」筝唄
(長からむ心もしらず)
待賢門院堀河
op.32 「あひみての」筝唄 権中納言敦忠
1976 op.33 「兄弟げんか」
(みっくんはね)
さわみどり 曲集「ひいらぎの花」在中
<全音1990>
op.34 「恐竜の話」
(むかしむかし…)
曲集「ひいらぎの花」在中
<全音1990>
※曲集「ひいらぎの花」では「きょうりゅうたち」
後の混声合唱では「きょうりゅうたちの地球」とタイトルを変えている。

op.35 「冬の公園」
(ひいらぎの花が…)
曲集「ひいらぎの花」在中
<全音1990>
※曲集「ひいらぎの花」および混声合唱では「ひいらぎの花」とタイトルを変えている。
op.37 「あらざらむ」
(あらざらむ この世のほかの…)
和泉式部
op.38 「はなのいろは」
(花のいろははうつりにけりな…)
小野小町
1977 op.39 「りんごの皮をむいて」
(りんごの皮をむいて)
前川正博
op.40 「夕暮」
(赤いお陽さま…)

op.41 「雨の中」
(雨の中雨の中…)

op.42 「三つの子守唄 1.彼岸花」
(田の中を赤い川が…)
さわみどり <全音1993>
op.43 「三つの子守唄 2.鳩」
(ぼうや 鳩がないてるわ…)
op.44 「三つの子守唄 3.サラサリの山」
(ぼうやよいこ)
op.45 「秋」
(薔薇は花びらを)
江頭彦造
op.46 「花のなみ」
(花のようなものが)

op.47 「彼女は…」
(彼女は百舌鳥のように)

1978 op.48 「山の辺の道で」
(…何かしら寂しいものが)

op.49 「ベコニアの園」
(冷えびえとした雲うえ)
「歌曲集─呪文─」在中
<全音1993>
op.55 「秋に」“笠原三津子の詩による五つの歌”
(夕陽も泣くと)
笠原三津子
op.56 「黄色い海辺」
(ただ一度の口づけが)

op.57 「玉子焼」
(いまは亡いあなたの)

op.58 「焼ゆる落葉」
(落葉ふる)

op.59 「姓名判断」
(誰が名づけたのかムール貝)

1979 op.60 「月」“アルトのための五つの小唄”
(夜ふけると)
上原二葉
op.61 「夕焼」
(遠くへ行こう)

op.62 「霧雨」
(霧雨の中で)

op.63 「桜」
(桜はほっそりとやさしい)

op.64 「雪」
(夜ふけ遊んでいるのは)

『月笠句集』
中島月笠
op.65 「朱夏の天」
op.66 「淋しらに」
op.67 「生けるしるし」
op.68 「灯を入れて」
op.69 「秋の風」
op.70 「あるときは」
op.71 「わだ深く」
1981 op.78 「梅」
(早春のひかりに)
渡辺しづ
op.79 「機を織る女」
(北国に)

op.80 「ざくろ」
(五月のあした)

op.81 「海」
(風は海から吹く)
上原二葉
1982 op.83 「心」
(こころってなあに)
なぐもすみお
『松籟』 鈴木一郎 鈴木一郎の曲集より
op.85 「春雨は」
op.86 「妻ははや」
op.87 「残月を」
op.88 「風吹けば」
op.89 「ぬば玉の」
1983 op.91 「水の扉」
(雨上がりの)
こやま峰子
1984 op.93 「あやめ」
(戸がきしり)
山根研一 <全音1986>
op.98 「わが胸を」 河野裕子 河野裕子歌集“桜森”
<全音2012>
op.99 「さくら森」
op.100 「さくら山」
op.101 「花たわわ」
op.102 「今叫ばば」
op.103 「額に触るる」
1985 op.104 「さざなみ」
(森の湖は…)
大和ミエ子
op.105 「かわいそうな鬼」
(もういいかい…)
山下千江 <音友1985>
op.106 「ピアノはお友だち」
(ぼくのぼくの…)
並木真一  
op.107 「神様はかくれんぼが大好き」
(神様神様…)
並木真一  
op.108 「ぼうやのつめ」
(かあさんが…)
なぐもすみお  
1986 op.110 「春生まれ」
(紅梅白梅…)
間所ひさこ <音友1986>
op.112 「はてなマーク」
(はてなマークは…)
なぐもすみお  
op.113 「にじのかさ」
(くるくるくるくる…)
いわきたろう  
op.114 「蜘蛛の子」
(ほろほろと…)
山野菊江 <全音1994>
op.115 「蹄の夢」
(茄子の花から…)
山中陽子  
1987 op.116 「じゃがたら文」─お春ゼロニマの生涯─
1.少女の日 2.追放 3.結婚
4.望郷 5.手紙
山下千江 <全音1991>
op.117 「鬼ごっこ─男と女─」
(鬼さんこちら)
大石規子 <全音1990>
1988 op.119 「鑿と桜」
(待っている…)
山根研一 <全音1994>
op.120 「おばあちゃんの子守歌」
(おばあちゃんの子守歌は…)
宮澤章二 <音友1988>
1989 op.122 「鼓打たばや」(歌・十七絃・鼓)
(鼓を打つ…)
鶴岡千代子  
op.123 「呪文」
(そうよあの時)
山下千江 <音友1989>
1990 op.124

「白い曼珠沙華」
(それはたしかに…

鶴岡千代子 <全音1991>
  op.125

「マニ車─チベットの旅」
(まわれまわれマニ車…

山下千江 <音友1990>
  op.126

「サラマンダー(火の神)に捧げる歌」
(サラマンダーよ…

山下千江  
  op.127

「しぐれに奇する抒情」
(しぐれ しぐれ もし…

佐藤春夫  
1991

『智恵子抄』

高村光太郎 <全音2012>
op.197

「人に」

(遊びじゃない…

op.198

「樹下の二人」
(あれが阿多多羅山…

op.199

「千鳥と遊ぶ智恵子」
(人っ子ひとり居ない…

op.200

「レモン哀歌」
(そんなにもあなたは…

1992

『五つの恋唄』

さわみどり <全音1993>
op.201

「みずうみ」
(あなたのふるさとの…

op.202

「からすうりの花」
(「からすうりの花を見に行こう」と…

op.203

「髪」
(髪を洗おうとすると…

op.204

「夢」
(私が谷を…

op.205

「夕焼」
(目を閉じれば…

1992 op.224

無伴奏独唱のための「篠笛」
(篠笛はひとり吹くもの…

鶴岡千代子 <全音1993>
1993 op.288

「おくのほそ道幻想」
(月日は百代の…

武原渓 <全音1994>
1994

『四つの手紙(バリトンのための)』

峯陽  
op.294

「春の手紙─サクラが咲くたびに」
(君からの花便りを…

 
op.295

「夏の手紙─展覧会に行ったら」
(全く暑い夏の日に…

 
op.296

「秋の手紙─おやすみなさい」
(キンモクセイが…

 
op.297

「冬の手紙─欅の木が立っている」

 

『火の毬』

柳瀬丈子 <全音2012>
op.298

「火のぬすびと」
(火のぬすびと…

op.299

「火の毬」
(玩具箱の…

op.300

「宵宮」
(まわれまわれ…

『京都に寄せる四つの歌』

峯陽  
op.301

「はんなりと」
(沈丁花の香りと…

 
op.302

「地蔵盆」
(迎えの鐘が…

 
op.303

「おばんざい」
(巳いさんの日は…

 
op.304

「川が流れています」
(結婚式に招かれて…

 
1996 op.314

「酔芙蓉」
(酔うて候…

鶴岡千代子  
1997 op.323

「八月九日十一時二分」
(祈りと愛と…

峯陽  

『長崎抒情』バリトンのための

峯陽  
op.324

「坂のあいだに」
(ふるさとは…

 
op.325

「オタクサ」
(アジサイは…

 
op.326

「走れペーロン」
(ペーロン ペーロン

 
op.327

「長崎名物・チャンポン」
(長崎名物数えて…

 
1999

『三つの地球の歌』

峯陽  
op.335

1.「生命を紡ぐ星」
(青い水に…

 
op.336

2.「地球が病気です」
(私の地球が…

 
op.337

3.「地球の子もり歌」
(春になったら…

 
2001 op.342

ソプラノと尺八のための
「ささがにの」

  和歌(通衣姫、源俊頼、西行)
2004

『愛に生き 心華やぎ』
─和泉式部歌集より─

峯陽 <全音2012>
op.384

1.「恋の色はなんの色」
(世の中に…

op.385

2.「白露も夢もこの世も」
(思いこがれた…

op.386

3.「黒髪のみだれもしらず」
(恋しくて…

op.387

4.「愛に生き恋が華やぎ」
(愛に生き…

『九州民謡─筝と歌う』

   
op.389

1.「串木野さのさ」

 
op.390

2.「おはら節」

 
op.391

3.「川内長持唄」

 
op.392

4.「はんや節」

 
2006

『愛は歌となり花となり
  ─小倉百人一首の女流歌人たち─』

峯陽  
op.396 1.「春の夜の──周防内侍」
(ときめく春の…
 
op.397 2.「わが袖は──」二条院讃岐
(あなたを垣間見るたびに…
 
op.398 3.「忘れじの──儀同三司母」
(きみのことを…
 
op.399 4.「やすらはで──赤染衛門」
(それならそうと…
 
op.400 5.「あらざらむ──和泉式部」
(ふりかえれば…
 
2008 op.405 『「じゃがたら文」(ピアノ伴奏版)』    
op.406

独唱または二部合唱
『地球をこわさないで』

(耳をすまして…
峯陽  
2009 op.410

『ひとり歌芝居』
「鳥取のふとん」

小泉八雲原作
峯陽
<全音2011>
op.411

『ひとり歌芝居』
「クラゲのおつかい」

「日本昔話」より
峯陽
<全音2011>
op.412

『ひとり歌芝居』
「蜘蛛の糸」

芥川龍之介
峯陽
<全音2011>
op.413

『歌う昆虫記─独唱版─』
全12曲

峯陽  
op.414

『みんなの地球』
(日本山岳会委嘱)

峯陽  
op.415

「チョロッ タンタンの歌」
(日本山岳会委嘱)

さわみどり  
2011 op.420

『ひとり歌芝居』
「山姥の里がえり」

川本伸子/原案
峯陽 /作詞
 
2012 op.421

「つるまめの歌」

朴 念仁